プロゴルファーのひとりごと

ティーチングプロのゴルフに関する雑記ブログ

飛距離⑧ 腕の動き


いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

前回までは、飛距離アップのための

体の動きをメインに

お話してきました。

 

今回からは、腕の動きに関して

説明していきたいと思います。

 

飛距離③では、

飛距離UPの動きを2つに分けました。

 

①体の動き

②腕の動き

 

①の体の動きは

4つの体のネジレについてお話ししました。

 

今回の腕の動きは、

飛距離UPの腕の動きです。

 

その前に

 

基本的なスイング中の腕、

肘、手首の動作

 

について説明します。

 

スイング中に腕や肘、

手首はプレーン(軌道)上で

 

コック動作

リフトアップ動作

スイングダウン動作

アンコック動作

ラブシャフトを左肩の上に担ぐ動作

 

を行います。

 

①バックスイング時の

コック動作

 

バックスイングで肩が、

ターゲットラインに対し約90度回転する間に

ラブシャフトを垂直に立てるように

バックスイングのコック動作が

行われます。

 

 

②バックスイングの

リフトアップ動作

 

バックスイングの体の動き(回転)と

コッキング動作は、

すでに①で完成している為、

肘と腕の動きで

トップオブスイングまで動かす動作です。

 

③トップオブスイングからの

スイングダウン動作

 

トップオブスイングから

左上腕でグリップエンドを

真下に縦のプレーン上に引き下ろします。

この時の右手は、

バックスイング時に人差し指の力で行った

コッキング動作の上に上げる力を保っています。

 

④ダウンスイングの

アンコック動作

 

左腕の引き下ろしによって、

コッキング動作の上方向への力が残っている右腕は、

曲がったまま右肘が右の脇腹に引き付けられ、

徐々にコック方向への力が解放されて

(アンコック動作)

クラブのヘッドは速度を加速し

体の回転によってインパクト方向に

動かされボールをヒットします。

 

⑤フォロースルーの

コック動作

 

インパクト後にクラブヘッドは

体の回転によって運ばれますが

再度、コッキングすること

(リコック、フォローコック動作)で

縦のプレーン上にクラブを立てる動きで

フニッシュフォームを行います。

 

⑥フォロースルー動作・

ラブシャフトを

左肩の上に担ぐ動作

 

フォロースルーコック動作後、

左肘をたたみながら

右腕を上げていき

両肘のたたみによって

シャフトが左肩の上に担がれ

フィニッシュフォームになります。

 

 

 

ここまでの動きは、

文章では分かりずらいと思いますので

次回では画像を入れながらもう少し詳しく

飛ばすための動きも含めて解説したいと思います。