プロゴルファーのひとりごと

ティーチングプロのゴルフに関する雑記ブログ

飛距離⑦ 飛距離UPのための体のメカニズム(4.フォロースルーの 体幹部のネジレ)

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

4.フォロースルーの

体幹部のネジレ(胴体)

について。

 

 

インパクト後のフォロースルー時に、

右肩が右腰を追い越すと右側の腹斜筋と

広背筋にネジレが生じます。

これは、正しく回転動作がおこなわれた

証拠でもあります。

フォロースルーでは腰の回転の勢いで

上半身が回転し始め、

最終的に肩が腰を追い越してフィニッシュに入ります。

おへそは目標に対して正対しますが、

肩はそれ以上回転します。

腰が目標方向に90度ほど回転、

肩は100から120度ほど回転します。

この腰と肩の回転深度によって体幹部にはネジレが生じます。

このネジレは、腰の回転力が体幹部に

 

フォロースルーで

肩を回転させるために発生する動き

 

といえます。

 

 

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” ボールを打った後の動作だから飛距離アップには関係ない ”

と考える人も多いですが、

フォロースルーで出来るこのネジレも

ヘッドスピードを上げるためには大切な動きなのです。

 

インパクトは単なる通過点です。

インパクトエリアでクラブヘッドの

スピードを上げられる人のフォロースルーは、

必然的に深い回転動作となり

このようなネジレができるのです。