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今回は
3.フォロースルーの
左脚大腿部のネジレ(左太もも)
について説明したいと思います。
上半身は下半身の回転力の勢いによって
回転しています。
まず、ダウンスイングの動きを
簡単に説明しますと、
トップオブスイングから
切り返し、
①左移動(ウエイトシフト)する。
この時に上半身はまだ回転しません。
②左腰が回転(左膝がアドレス時の
ポジションに戻る動きから始まる)
下半身が先行しその勢いで
上半身が回転して
その上半身上部についている腕が
③ダウンスイングの引き下ろし動作
(スイングダウン)をしながら
体の横の回転によってボール方向に運ばれ
インパクトを迎える。
この左腰の回転する力は上半身につたわるので
とても大事ですが、腰の回転力は
どのようにして作られているのでしょう?
腰は腰だけでは回転していません。
これは、
左太腿が捻れることによって回転しています。
では、太腿が捻れる動きとはどのような動きなのでしょう?
バックスイングで左膝は、
右腰が回転しやすいように
若干曲がりながら、
ほんの少し体の中央に動くことを
前回説明いたしました。
その左膝がダウンスイングには、
アドレス時の位置に戻り、若干目標方向には動きますが
それ以上目標方向に膝が流れないように、
軸が左にずれないように
左太腿内側の内転筋で踏ん張ります。
それと同時に、
左膝が流れないように頑張る内転筋と
腰を回そうとする外転筋
で引き合い
ネジレが発生するのです。
このネジレの強さが大きいほど腰が
速く回転した証拠であり
上半身が速く回転する事になります。
当然、上半身についている両腕も早く動くので、
ヘッドスピードがアップすることになります。
この頑張ることを間違って、
左膝を突っ張って伸ばしてしまう方がいますが、
これは膝の関節が伸びると構造的に、
膝頭が外を向いてしまいますので、
左脚内側の内転筋が頑張れず、
左太腿の力を使えなくなり
スピードが上げられませんので注意してください。